本陣跡
保存されている宿場町
「関宿」「有松宿」
当時の面影を街並みごと残しており、
東海道を歩いているという実感が
ふつふつと沸いてきます。
関宿
関宿は、東海道の難所と言われる鈴鹿越えの東側の入り口に位置しており、町からは鈴鹿の山並みが望めます。
戦後においても、江戸時代を思わせる街並みが残っており、江戸時代後期から明治時代に建てられた民家が200以上残されていたので、古い街並みを保存しようという機運は高く1980年に地元有志にて保存会が結成され、関町も条例を設けて建造物の保存・修復を行ってきた。 その甲斐のあって、1984年には、関宿の面積25ヘクタールにおよぶ地区を対象に、国の「重要伝統的建造物保存地区」に選定された。
街並みは約1.8㎞続く
行く先には鈴鹿山脈
本陣跡
高札場跡
あいづやは江戸後期に
建てられた旅籠
銀行も町屋風
町を抜けたところにある
関地蔵院
藍染めで有名な有松宿
有松宿は、池鯉鮒宿と鳴海宿の間で名古屋市内(緑区)に位置しております。関宿とは違い都心部にあたるため、商業化された街並みという印象はありますが、当時の面影を強く印象付ける街並みになっております。 東海道沿いに約800mの町屋が建ち並んでおり、有松も国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されている。 また、有松は伝統工芸「有松絞り」が江戸時代から有名で、東海道中膝栗毛の作中で弥次さんが、絞りの手拭いを購入するというくだりがあります。 (文化庁より日本遺産の指定を受けている。)